- Energy & Sustainabilityコース
佐伯 龍聖SAEKI RYUSEI
大学院工学研究院 材料工学部門

テーマ
ゼロエミッションへの挑戦 ~排気ガスからエネルギーを生む~
テーマの概要
エンジンをはじめとする内燃機関では、投入した燃料エネルギーの約70%が最終的に熱として失われています。この未利用の熱エネルギーを有効に回収することは、エネルギー利用効率の向上に向けて極めて重要な課題です。その手法の一つとして、物体に温度差を与えることで電圧が生じる「ゼーベック効果」を利用する方法(熱電変換技術)が知られています。しかし、ゼーベック効果を用いる場合、低温側を冷却して温度差を維持する必要があり、熱エネルギーを回収する過程で熱を捨てなければならないという原理的な制約があり、多くの場合で変換効率は10%未満にとどまります。本テーマでは、こうした既存の枠組みにとらわれず、若い高校生の皆さんの柔軟な発想を生かしながら、新しい材料の開発・合成に挑戦します。なお、研究指導は同じく材料工学部門に所属する宗藤教授とともに担当し、研究の進め方から基礎的な知識の定着まで丁寧にサポートします。
到達目標
既存の考え方にとらわれず、課題に対して多角的にアプローチできる柔軟な思考力を育むこと
研究キーワード
半導体工学、熱電変換材料