- Science & Materialsコース
大野 光一郎OHNO KO-ICHIRO
大学院工学研究院 材料工学部門

テーマ
2050年のカーボンニュートラルメタルを目指して ~マイクロ波×水素~
テーマの概要
鉱鉱石などの地下資源から金属を造り出す工程のことを“金属製錬”と言います。従来この金属製錬では石炭や天然ガスといった化石燃料が、反応を進行させるための熱エネルギー源として用いられてきました。化石燃料は使用する分だけ二酸化炭素などの温室効果ガスを排出してしまうため、その使用量をゼロすることが2050年カーボンニュートラル社会の実現向けた我々の使命です。本テーマでは、従来とは異なる加熱方法である“マイクロ波”と新しいグリーンエネルギーである”水素”に注目しています。これらの特徴を有効に活用することで、SDGsに配慮したカーボンニュートラルメタルの製造技術開発に取り組みます。
到達目標
身近な材料や環境・資源問題に対する興味から、自分自身の研究の「問い」を見つけ、その問いを実験によって確かめる一連の研究活動を経験することを目標とします。
具体的な研究テーマを一つに限定するのではなく、研究室で実施している研究をベースとしながら、受講生自身の興味や疑問を相談し、実現可能な研究テーマへ発展させます。その上で、実験計画の立案、実験、結果の整理・解析、「なぜそのような結果になったのか」という考察までを進めます。
最終的には、自分の研究として他者に説明・発表できるところまで取り組み、成果が十分にまとまった場合には、学会など学外での研究発表にも挑戦します。
研究キーワード
カーボンニュートラル、金属材料、水素、マイクロ波、資源循環、リサイクル、酸化還元反応、材料プロセス