FACULTY教員紹介

仲田 興平NAKATA KOHEI

九州大学病院

テーマ

膵がんに対する新規治療法の開発

テーマの概要

本邦における膵癌の生存率は12%で、他の消化器癌に比べ、極めて予後不良な悪性腫瘍である。手術可能な症例は膵癌全体の30%にとどまるが、手術ができたとしても、術後再発率は70%と極めて高い。近年、抗がん剤の開発の進歩により徐々に予後の改善がみられており、抗がん剤の進歩は膵癌の予後に重要な因子である。 一方で近年開発が進んでいる免疫チェックポイント阻害剤(ICI)の登場は肺癌やメラノーマなど、予後不良であった腫瘍に対して革新的な治療効果をもたらしたが、膵癌に対するICIの効果は極めて限定的である。これは膵癌の特殊な環境によるものである。そのため膵癌に対する環境を変化させることで抗がん剤やICIの効果を劇的に改善させ、予後を改善させることを目指している。

到達目標

膵癌の特性を理解し、予後改善のポイントを理解する

研究キーワード

消化器外科学、分子生物学(膵臓)